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難聴亭日乗

つれづれなるままに その日ぐらし

4/22 わーすた「The World Standard ~夢があるからついてきてね~」

 

周りの睡眠を妨げぬよう声を殺すも、ピカチュウのうたで耐えきれず大笑いしてしまった「あにそん。青春真っ盛り」高速バス会場を経て、夕方には東京着。小雨に急かされながらお台場へ。

 

ずっと楽しみにしていた4月22日、前夜眠れるはずもなく、体調不良ここに極まる。概して特別な現場とはそういうものである。雨も強まり、流されるがごとく地下へ。

 

 

Zepp DiverCity Tokyo、収容人数2000人超。これまでのわーすたワンマンで最大規模となる会場、そしてフルバンドを擁してのライブ。

 

初めての試みだらけのこの日に向けて、三品瑠香は前日に「明日はもう明日しかないし、踊る一歩も歌う一言も1秒1秒全部そこしかないんだから、絶対逃しちゃだめだよ」「どの瞬間もしっかり目に焼き付けて全身で感じてほしい」と書いていた。

近い言葉で「本番は一回しかないからね。一回で全部出しきるからね。わーすたは本気です。わーすたのスタッフさんも本気です。だからみんなも本気で観に来てね」と書いていたのは小玉梨々華。開演直前、そんな二人の言葉を思い返して気持ちを引き締めた。

 

 

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オープニングムービーが流れ、バンドを伴ったOvertureが会場を沸かせたとき、パッと思い浮かんだのは、「秒針もクルリ回るけど 神様も知らない瞬間」の一節。そして幕が上がり、“イマ”のわーすたが最高の笑顔で飛び出した瞬間、そういうライブになるのだと確信した。

 

 

Overture
いぬねこ。青春真っ盛り
完全なるアイドル
グーチョキパンツの正義さん
ゆうめいに、にゃりたい。
ーーーMCーーー
Doki Doki♡today
にこにこハンブンコ※みり・りりか・はづき
ぱわわわわん!!!パワーパフガールズ
NEWにゃーくにゃくにゃ水族館2
Magical Word
ねぇ愛してみて
らんらん・時代
Zili Zili Love
好きな人とか居ますか※ななせ・るか
Just be yourself
ワンダフル・ワールド
うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ
ーーーENCOREーーー
Stay with me baby
ちいさな ちいさな
ーーーMCーーー
約束だから

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代表曲『いぬねこ。青春真っ盛り』から始まり、『完全なるアイドル』、『グーチョキパンツの正義さん』と序盤から飛ばしていく。

高揚していたのもあり、わけもわからないほど盛り上がる。『完全なるアイドル』サビのボーカルの衝動的な乱れ、ああ生バンドライブの醍醐味だ。最高。

渾身で勝負挑んでいく瑠香の気合い入りまくった歌声に圧倒される。なるほど、「音を実体化して攻撃する、わーすた最強の戦士」とは確かだ。

 

 

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サーフボードで冒険するRPG風の映像を挟んで『ゆうめいに、にゃりたい。』へ。

生音と合わせるのは難しそうな曲だけに、綿密なるリハの成果が見えた印象。

 

自己紹介MCを挟んで『Doki Doki♡today』、バンドで演ったらそりゃ最高の『にこにこハンブンコ』を経て再び映像へ。その間、スタンバイする人影に、見覚えのあるネコミミヘッドフォン…

 

今回のライブ、絶対どこかで出てきてくれると思っていた、音楽プロデューサー鈴木まなかの登場に、待ってましたと沸き立つ場内。

『ぱわわわわん!!!パワーパフガールズ』と『NEWにゃーくにゃくにゃ水族館2』、『Magical Word』の3曲を、後ろでDJしながら見守るまなかさん。やっぱりこの構図が大好きで、『Doki Doki♡today』もこのブロックで見たかったなと少し思った。

 

 

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次の転換では再びバンドメンバーが。セッティングを眺めていると、アップライトベースが見えて大興奮。ということはあの曲か、それともあれか、いやあれだろう、なんて考えているところにメンバーが登場、「新曲です」という予期せぬ曲フリに驚かされた。

 

 

新曲『ねぇ愛してみて』は、未来の家族への愛の歌。「奇跡」と呼ぶべき幾重もの巡り合わせを、5人のハーモニーが優しく表している。

鈴木まなかの描く家族の歌は温かい。それは『いまはむかし』でおじいちゃんが教えてくれた、生きる事の美しさ、人生の儚さが包み込まれているからだ。

おじいちゃんがつぶやいた、そしてぼくが伝えられず、時が経ち愛する人に伝えている「ありがとう、ありがとう」という想いを、新曲のぼくは未来の家族へ伝えている。

「もしももしも 年老いても大好きだよ キミとぼくが おんなじ人生歩んだ奇跡」これこそが、儚き人生の中の美しさ、家族という存在である。これもまた、わーすたにとって大切な曲となるだろう。この特別な日に素敵な新曲が聴けて、本当に幸せだった。

 

 

そこからの『らんらん・時代』、『Zili Zili Love』、『好きな人とか居ますか』は、転換時に予想していた3曲。

中でも『Zili Zili Love』のアレンジがたまらない。ゆったりと微醺を誘うようなまどろみのなかに、艶めかしく馨る廣川奈々聖のボーカル、気絶しそうなくらい良かった。

 

『好きな人とか居ますか』は、何かを手繰り寄せながら近づくもすれ違う二人、重ねる手と手が最後には届かないなどというフリが印象的な曲だが、今回は歌のみで総てを表現する。だからかそれだけ感情も込められていた。誰かの心を動かせるのは、こういう歌声である。

 

 

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このライブを通してまた一段と成長していく姿を見つめているうち、早くも終盤に差し掛かろうとしていた。

転換の映像では、毎回ひとりずつ増えていった冒険の仲間がついに5人揃い、サーフボードは最後の大陸へ向かおうとしていた。そこは煌々と光が溢れるところ。わーすたが辿り着いて、流れたのは『Just be yourself』のイントロ。

 

 

いまでも目に焼き付いて離れない、会場全体を照らしたあの眩い光。時の流れから抜け出した、「神様も知らない瞬間」

 

どれだけ最高の景色でも
記憶が全く色あせないことはないと思うから

 

 

でもたくさんの人の記憶の中に
昨日のこの瞬間が残っていたら

ずーっと色褪せることはないのか、な🐰🌹

わーすた 公式ブログ - 743♩廣川奈々聖 「ずっと好きでいさせてね🐰」 - Powered by LINE

 

私は以前『Just be yourself』雑感の記事に、「わーすたが『時間』を超えられるかもしれないアイドルである可能性を顕現してくれた重要な曲」だと書いた。歌詞に感動するあまり大仰に書いてしまった感もあったが、あの刹那を刻み込んだ現在の私なら確信をもって言える。わーすたは時間を超えられる。

 

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『ワンダフル・ワールド』と『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』で盛り上げ本編を締めくくり、メンバーがステージを後にする。

まだ披露されていないあの2曲を思い浮かべ、堰き止められない思いを声にして、全力でわーすたを呼ぶ。

 

 

隠しステージ。そこに立ったメンバーからは聞き慣れぬ曲名が。『Stay with me baby』これも新曲だ。

率直な感想を言うと、この曲はこの会場に合っていない気がした。もっともっと大きな会場でこそ映える曲だと。そういう曲を、あえてこのタイミングで持ってきてくれたこと。小さすぎるこの会場で見せてくれたこと。未来のわーすたの歌だ、と思った。

「あたしと出会ってくれて ありがとう」が本当に美しく響くとき。それを想像して泣いた。

 

『ちいさな ちいさな』は、とても幸せな気持ちで観られた。なっちゅんが昔、「その時のものすべてが表れる曲」だと書いていたが、私がちゃんと受け取れているなら、メンバーもこんな気持ちで歌っていたのではないかと思う。とても温かい時間だった。

 

 

そのまま最後のMCへ。それぞれがこの日のこと、この日までのことを振り返る。

「楽しいライブができて、わーすたのこれからとこれまでのなかで、すごい大事な日に、忘れられない日になった」と瑠香。

「楽しい」というのは、続く坂元葉月も印象的に語っている。「最初から今まで、楽しくなかったことありますか?」と問いかけ、「全曲楽しかった」と振り返る。「すごく楽しかったから、この“イマ”を迎えられて嬉しい」と。

隣で聞きながら、先ほどは見せなかった涙を拭っていた瑠香に愛しさを覚える。

 

「この景色がずっと見たくて」と感涙するなっちゅん、「最高のライブにすると自信を持って言っていたけど、裏では… たくさん悩んだし、たくさん不安なこともあって、メンバーで泣いたこともあって」と途切れ途切れに伝えてくれた梨々華。

このあたりのMCはこちらもボロ泣き状態で、続く松田美里が「ここを踏み台にして」なんてとんちんかんなことを言ってくれなければ崩れ落ちてたと思う。

 

みりてこが何を言いたかったのか。「ここが最後じゃない」ということ。

「わーすたには、このタイトルの通り『夢』がありますし、ファンの方にはずっとこれからもついてきてほしい」

 

余韻に浸るまもなく
これからも私たちは
やるべき事があります


夢がありますから(≡^.^≡)

 

 


ついてきてくれる
ファンの方もおるけん🌅♥

 

 


止まらず、アイドルの道から逸れず
まじめにずっと頑張ります。

 

約束だから(≡^.^≡)

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秋の全国ツアーが決まり、フランス・パリで開催されるJAPAN EXPO2017にミュージックゲストとして出演することも決まった。

ここが終わりじゃない。こんなところで終わるわけがない。わーすたはまだまだ夢に向かって走り続ける。

 

今まで生きてきて

1日のためにみんなでたくさん悩んで
1日のことをこんなにたくさん考えたこと

なかったな〜

 

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この瞬間に戻りたい…

 

 

でも、戻れないからこそ
儚くて 愛しくて 切なくて 綺麗なんだね🐰

 


「約束だから」にそんな歌詞があったけど
昨日それがよく分かった気がする(>_>)、♪

わーすた 公式ブログ - 742♩廣川奈々聖 「夢があるからついてきてね」🎪✨ - Powered by LINE

 

もう戻ることのできない、儚くて、愛しくて、切なくて、綺麗な瞬間を抱きしめて、未知なる明日へ。

「君と約束の小指、忘れない」

 

 

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文句なしに最高のライブだった。あまりにも最高だったので、文章にするのがとても難しかった。本来なら言葉にならない思いを、どうにか書き表したにすぎない。

どんな文章も映像も、決してあの瞬間を残すことはできない。だから、今回行かずに後悔している人は、またの機会には絶対に観に来てほしい。

必ずまたの機会がある。また最高の瞬間を見せてくれるはずだから。